私たちの身の回りには、
普段何気なく使っている物から、絵画に至るまで様々な色が溢れています。
私たち大日本塗料が「色」のプロフェッショナルとして
「色」についての色々なお話をご紹介いたします。
15 おめでとう、知床。ありがとう、知床!これからもよろしく、知床!!
2005年先月7月9日に日本に新たな世界遺産がまた生まれました。いえ、「生まれた」というより「気づかされた」と表現した方が正しいでしょうか。
それが北海道・知床です。
北海道の東端にあるオホーツク海に面した知床半島。ここには、変わることのない自然界のシステムを見ることのできる貴重な関係がありました。
流氷と一緒に北の海からやってきた大量のプランクトンが、知床の海に住む生物の生きる糧となっています。中でもサケは、秋になると知床の河川を遡上し、ヒグマやオジロワシなどの貴重な食料として捕食されます。
それら陸に生息する動物たちの排泄物や死骸が、また、知床に自生する植物の栄養素としてふたたび陸地に還元されているのです。
・・・まぁ、自然の自然たる所以。ひとつも無駄のない素晴らしい地球そのものの自然な繋がりが、ここ知床には残っていたんですよね。
さて、毎月、世界遺産と塗料に関するコラムを書かせていただき、自然や文化に対する意識が自分の中で少しずつ変化するのを感じています。
戦争や人々の生活環境の変化、時間の経過の中で、文化・自然を問わず世界中の遺産が次々と失われつつあることは、マスコミでも何度も報じられました。
もう二度と戻ってこないことを思うと、無力感で何ともいえない複雑な気持ちでいっぱいになります。
世界文化・複合遺産は人類の歴史の証明、世界自然遺産は地球の歴史の証明です。
日本に3つある、たった3つしかない自然遺産を守る為に、そしてそこに住む人々の背中の重みがちょっとでも軽くなるように出来る事、しなければならない事、そしてしてはいけない事を日本人から、そして、わたしたちも考えようと思います。

世界中のあらゆる地域には、国や民族が誇る文化財や自然環境があります。
世界遺産とは、現代を生きる世界のすべての人びとが共有し、未来の世代に引き継いでいくべき人類共通の宝物のことです。
そこには、国境という概念はありません。自国の文化と歴史を愛することは、他国の文化と歴史を理解し、尊重することへとつながっているからです。
(社団法人 日本ユネスコ協会連盟 世界遺産活動ホームページより抜粋)

【日本にあるその他の世界自然遺産】
・白神山地(1993年12月、自然遺産登録)
・屋久島(1993年12月、自然遺産登録)
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