私たちの身の回りには、
普段何気なく使っている物から、絵画に至るまで様々な色が溢れています。
私たち大日本塗料が「色」のプロフェッショナルとして
「色」についての色々なお話をご紹介いたします。
12 とっても暑〜い「ナイルの賜物」
真夏ですねー。暑い。風が吹くと少し涼しいのですが、太陽がこれでもか、と容赦なく照りつけてきます。ここだけの話、お隣のツアー客の方は、暑さで毎晩鼻血が止まらないそうです。
それもそのはず、ここは四大文明発祥の地であるナイル川が流れる、エジプト。
皆さんがよくテレビやなんかで見たことのある、「エジプト」って、どんな景色ですか?おそらく、ほとんどの人は、巨大なピラミッドやスフィンクスのそびえ立つオレンジ色の土地を思い浮かべるでしょう?
たしかに、カイロから西に13キロ離れたところにあるのがその光景。
でも、ここのピラミッド、全部で本当はいくつあるのか知っている人は、案外少ないんじゃないかしら。5?10?・・え、50個くらい?・・・・いえいえ!
なんと、誰が数えたのか分かりませんが、大小合わせると80基以上のピラミッドがあるそうです。
みなさんがよくご存じなのは、建造技術が確立された、かの有名なクフ王の時代前後のもの。その偉大なるファラオ、クフ王のミイラに使われていたのが亜麻仁油。
亜麻仁油は亜麻仁(亜麻の実)から搾り取られる油で、空気中に放置すると酸素と反応して固化する「乾油性」。丈夫な塗膜を作り、現在でも塗料やインクの原料としても欠かせない材料の一つです。
ことにエジプトのミイラの保存状態がよいのは、この亜麻仁油の防腐効果が発揮されているといって良いでしょう。
自然から採ったものを利用し、役立てるという古代エジプト人の叡智を次世代にもしっかり受け継いでいきたいものですね。

【亜麻】
アマ科アマ属の一年草。
夏に青紫や白色の花を咲かせる。高さ1メートル前後。
茎の表皮と木質部の間から繊維を、実から亜麻仁油を取る。繊維はいま、その価値が見直されてきているリネンとして、糸、布などに利用されている。
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